コミュニケーションは邪魔

履歴書にはよく「コミュニケーション能力」が強調されていますが、それが必ずしも必要とは限りません。


では、「コミュニケーション能力」とは何でしょうか?

・コミュニケーションを取ること

・相手に真の関心を持つこと

・相手の立場に立って話すこと

・相手を信じること

・信頼関係を築くこと

・会社の長所と短所を理解すること

・仕事においてそれを適切に表現すること

私たちは知識を販売しています。コミュニケーション能力がなくても、知識さえあれば人とコミュニケーションを取ることができます。


コミュニケーション力❌説得力

一流の俳優は説得力があります。少々乱暴な話の展開でもこの人が言うんだったら良いのだろうなと思いますが、これ何?


友人で高校剣道部を逃げ出した男と3年間全うした男に会いましたが、感じるパワーが違います。これ何?
振舞、佇まいが違います。
年を重ねるごとに説得力が雪だるま式に身につくためにどうしたらよいか。わかる範囲で描くと
①裏表がない、悪いことはしない
②基礎的な知識がしっかりと身についている
まずはここに到達しなければ。出来れば20代で到達したい
30代では基礎的な知識同士を縦と横に広げて面で会話できるようになりたい
40代では三次元での知識の使い手になってもらいたい

後は何とかなるでしょう。

言葉の軽視は決して許されることではありません。これは事実に対して誠実であることを意味します。

説明が上手いとは、流暢に話すことを指すのではなく、基準を明確にすることです。「夏は暑く、冬は寒い」とは気温に関する話ですが、「夏は暑く、冬は楽しい」と言われても、どの基準に基づいているのかが不明です。


赤ちゃんは物を売ることはできませんが、話すこともできません。

たとえば、

何も売るものはありませんが、体調が悪い時や嬉しい時など、コミュニケーションを巧みに取ります。他人を納得させる力があります。話すことができないからこそ、感情が伝わるのです。言葉が邪魔になることもあります。


伝わる努力

熟練した人の説得力を指しているのではありません。一生懸命に学んだ知識が人を動かすのです。そういう大人になってほしいです。

ここ大事な順序

私たちはただただ正しい貸借対照表を作ります。
それが多大な利益を生むと信じているからです。
でも裏表がある人、知識のない人が作った貸借対照表は品が無いのです。

もし我々がにこにこしてお客様に挨拶するのは、「信頼関係を構築」するためではなく「正しい貸借対照表」を作るための情報をスムーズに収集するためです。
繰り返しますが、正しい貸借対照表が多大な利益を生むことを知っているからです。

信頼関係など、わざわざ作らなくても正しい貸借対照表を作っていたら育つものかと思います。