100%仕事を楽しむ方法

複式簿記は取引を二つの部分に分けます。世の中の現象も実際には二つに分けることができます。
車を買ったときは、車が増えてお金が減ります。
旅行に行ったときは、楽しい経験を得てお金が減ります。
このように、現象を二つに分けることができるならば、
「お金を盗まれた」という場合も
お金が減った+「?」という「?」が存在するはずで、この「?」を考えることで、仕事はおろか、すべてのことを楽しむことができるようになります。
財布を電車に忘れたり、
スマホを置き忘れたり、
人にだまされたり、
怪我をしたり、
商売がうまくいかなかったり、
様々な事件は頻繁に起こりますが、
それでどうなるか、その部分を楽しむことができるかが問題です。
何を言っているのかと批判されるかもしれませんが、次の理由でこの考えは正しいと思います。
①ミスや不幸は避けられないものです。
 残酷ですが、神様は完璧な人間を創造しなかったと思われます。不注意な人、根本的に悪い人、生まれつき健康でない人など、様々な人が創造されましたが、それぞれに良い点があると思います。つまり、ミスや不幸を防ぐことはできませんが、そこから立ち直る可能性はあります。つまり防げない不幸を防ごうとするよりも不幸をどうリカバリーするのかに注力した方が良いと思います。
②立ち直りの過程で、創造的なアイデアが生まれる可能性が高まります。
盛和塾の稲盛和夫氏は、情熱が人間の潜在能力を最大限に引き出し、不可能を可能にすると言っています。稲盛氏はより高尚な意味で言ったのでしょうが、例えば財布をなくしたとき、精神が集中しませんか?情熱が湧きやすいと思います。昔からピンチはチャンスと言われていますが、普段は出にくい自分の本来の力が発揮されやすいのではないでしょうか。

ミスを楽しむこと。
それは社会人としての心得として実践してください。